【WeBMS】1小節の高さ

数学といってもかんたんですが。

最近Web向けのBMS Playerを開発しています。

そこで気になったことがあったのでメモ。

1小節の長さってどう計算するんだろう?

ここに細い計算式が書いてあります。

で、計算してみました。

n [Beats/Min] // BPM
m [Beats/Bar] // 一小節の拍数
f [Frames/Sec] // FPS
h [px] // 目に見えるレーンの高さ
a // 速度倍率 (無次元)

まず、n BPM、b 拍、f FPS の時、1小節の
演奏時間をフレームの数として算出します。

bar_frame = m [Beats/Bar] * f [Frames/Sec] / (n [Beats/Min] / 60)
bar_frame = m [Beats/Bar] * f [Frames/Sec] / (n / 60 [Beats/Sec])
bar_frame = fm / (n / 60) [Beats/Bar * Frames/Sec / (Beats/Sec)]
bar_frame = 60fm / n [Beats/Bar * Frames/Sec * Sec/Beats]
bar_frame = 60fm / n [Frames/Bar]

となります。

次に速度を計算するために視認時間を割り出します。
IIDXではBPM100の時、1秒でノーツが判定に到達します。
つまり

100 * 29 * 60 = 174000 [Beats/Min * Frames/Min * Sec]
100 * 29 * 60 = 174000 [Beats*Frame/Min^2 * Sec]

この速度定数から n BPM、b 拍、f FPS の時の
視認可能フレーム数を算出します。

visible_frame = 174000 [Beats*Frame/Min^2 * Sec] / 29 [Frames/Sec] * f [Frames/Sec] / n [Beats/Min] / a
visible_frame = 174000 / 29 [Beats*Frame/Min^2 / Frames/Sec * Sec] * f [Frames/Sec] / n [Beats/Min] / a
visible_frame = 6000 [Beats/Min^2 * Sec * Sec] * f [Frames/Sec] / n [Beats/Min] / a
visible_frame = 100 [Beats/Min 1/Sec * Sec * Sec] * f [Frames/Sec] / n [Beats/Min] / a
visible_frame = 100 [Beats/Min * Sec] * f [Frames/Sec] / n [Beats/Min] / a
visible_frame = 100f [Beats/Min * Frames/Sec * Sec] / n [Beats/Min] / a
visible_frame = 100f / n [Beats/Min * Frames/Sec / Beats/Min * Sec] / a
visible_frame = 100f / n [Frames/Sec * Sec] / a
visible_frame = 100f / an [Frames]

ここで、bar_frame を1小節に限定します、すると

h [px] * (60bf / n [Frames/Bar] * 1 [Bar]) / (100f / na [Frames])
h * (b * f * 60 * na) / (100 * f * n) [px]
h * b * a 60 / 100 [px]
3abh/5 [px]

以上によって示されることは以下の二点で
1. 小節の高さは、レーン長・拍数・速度倍率に正比例する。
2. 小節の高さは、bpm/fps によらず不変である。
ということです。

Uplifting/Melodic Trance

なんとなくジャンル紹介そのいちー

わーぱちぱち

というわけで第一回は Uplifting/Melodic Trance です

まずはBGMをば

素晴らしい100曲をつめこんだものです
8時間あるので長時間の勝負などにどうぞ

ん?なんで特定の曲を貼らないの?
そう思われるかもしれません
実は私はあまり特定の曲を好きになりません
# あくまで Melodic Trance に限った話です

私は、Trance は Classic に近い楽しみ方をします
フレーズより展開に身を委ね没頭します
表情の変化とかそういうものに注意します

よくトランスは「長い、同じ繰り返しばっか」と言われます
しかし、注意して聞いてみると非常に面白い展開を見せます
同じフレーズなのに全く違う顔を見せます

それがトランスの素晴らしさだと思います

Melodic Trance は Trance の中でも Dream Trance に近く
小刻みなシンセというよりは優雅な Pad を用いており
かつ Emotional Trance のような側面を持ったものだと解釈しています
# これは正しい認識ではないかもしれません
# というか Uplifting Emotional Melodic Anthem Epic あたりは
# ほぼ同じです

動画の 8:56 からの曲なんかはかなり Trance の中でもアクティブで
個人的には Melodic というよりはもはや Trancecore かなと

その辺詳しい人にいろいろ教わりたいですね

基本的に美しくて心が洗われるようなジャンルです

私の愛した音楽たち

ちょっとTLで音楽のはなしになったので。

私が好きな音楽をざっと挙げると

– Uplifting/Melodic Trance
– Emotional Trance
– Gothic Trance
– Happy Hardcore
– UK Hardcore
– Trancecore
– Gabba
– Artcore

あたりです。

一つずつ、拙いですがお話したいと思います。

1. Uplifting/Melodic Trance

トランス系の中でもDreamyな感じのやつです
ゆったりとしたシンセ
落ち着いたピアノ
夢の中を漂ってるような
そんな美しいトランスの楽曲です
おやすみの時などにいかが?

2. Emotional Trance

もうちょっと感情に訴える感じのトランス
個人的には「ザ・トランス」というジャンル
上記楽曲はTrance Emotionsシリーズ収録
このシリーズは全部良曲揃いなのでおすすめです

3. Gothic Trance

ゴシック調の激しいトランス
クワイヤとオルガンが響き
シンセやパーカスが織り交ざる
ゴシックの名に恥じない中二病感

4. Happy Hardcore

私がダンス・ミュージックにハマった元凶
ここは複数曲取り上げていきます。
上記の “Shine Forever” は「泣き」系のメロディです
いかにもなピアノの旋律
よく使われるタイプの女性のボーカル


一方コチラはもっと “Happy” な感じ
私の敬愛する Scott Brown 氏の楽曲です
1:30から入るピアノの旋律は必聴です
そこから1:50でシンセのメインメロディが入り
追ってパーカスが混ざり
表情の変化がとても楽しい楽曲です

5. UK Hardcore

なんかもはや一曲でまとめられませんでした
とりあえず雰囲気を伝えるためにメドレーをば
ハードコア系の楽曲の中でもやかましいです
うるさく楽しい、そんなジャンルです
Happy Hardcoreに近く混同されがち
というかもはや同一…?

6. Trancecore

私が音楽を語る上では避けられないTrancecore
この楽曲は私の運命を変えました
激しく硬いピアノ
うねるシンセ
ハードなキック
私は一瞬で U-F Sequencer さんの楽曲に魅了されました


もう一曲は Technorch と Teranoid による合作です
Trancecore meets Gabba という私の大好きな付け合せ
けたたましいキックドラムに
かきならすシンセ
刻む声ネタ
陶酔にふさわしい一曲です

7. Gabba

さてきました、Gabbaです
上記は王道、Art of Fighters の楽曲です

あとは私は U-F Sequencer さんが大好きです
特に Hardcore Providence や Phantom Crusader など
高校生のダークまっしぐらな時期にお世話になりました…

8. Artcore

美しさ
激しさ
私が求めるモノが詰まった究極のジャンル
というか、究極の楽曲
Ascension to Heaven
敬愛するXiさんによる一曲
この曲には人の心を動かす力がきっとあります
そっと目を閉じて
一面に広がる美しい情景
こぼれ落ちる涙
何度聞いても感動を覚えます

となんか、最後のほうは感想だけだったような…?
またゆっくりとジャンル毎に紹介してみたいですね

本当のハッピーエンド

今日、友達二人といっしょに遊びました。
適当にぶらぶらした後に映画館へ。

これより先はネタバレを含む内容なので、ご注意下さい。

目的は「魔法少女まどか☆マギカ」
まわりでは高評価な印象だったので期待は高めでした。

はやいとこ結論に行きますと、私はとても好きでした。
ラストは意見が割れているという話も聞きましたが。

問題はほむらが善なのか悪なのか、ということだと思います。

あらゆる魔法少女を救おうと願ったまどか
まどかを救いたいと願ったほむら

前者は利他主義の象徴
後者は利己主義の象徴

加えて、ほむらの「悪魔」という表現だけを真に受けると。

「ほむらは自分の愛のためにまどかを連れ戻した」

という解釈が妥当になると思います。

しかし実際はどうか。

ほむらは「人間としてのまどか」を奪ったと発言しています。
最後で、まどかが「円環の理」と同化しようとした場面があります。

この二点を加えると

「円環の理という概念からまどかを分離した」

という解釈もできるのではないかと考えています。

その後、魔法少女がどのようになったのか描かれていません。
なので断定はできませんが、そういう捉え方も可能かと思います。

またほむらが「敵になるかもしれない」と言っていましたが
あれはまどかがより大きなの自己の姿をとらえた時に
再び行ってしまうだろうという予測からだと思います。

私のような解釈をするのであれば、あの物語は

「本当の意味でのハッピーエンド」

になるのだと思います。

ただやっぱりほむらはかわいそうだと思います。
結局覚えているのは自分だけです。
でも、それでもまどかを愛していたのだから。
それすらも受け止めて行くのでしょう。

まだ一度しか見ていないので言えるのはここまでです。
でも私は良かったと思っています。