本当のハッピーエンド

今日、友達二人といっしょに遊びました。
適当にぶらぶらした後に映画館へ。

これより先はネタバレを含む内容なので、ご注意下さい。

目的は「魔法少女まどか☆マギカ」
まわりでは高評価な印象だったので期待は高めでした。

はやいとこ結論に行きますと、私はとても好きでした。
ラストは意見が割れているという話も聞きましたが。

問題はほむらが善なのか悪なのか、ということだと思います。

あらゆる魔法少女を救おうと願ったまどか
まどかを救いたいと願ったほむら

前者は利他主義の象徴
後者は利己主義の象徴

加えて、ほむらの「悪魔」という表現だけを真に受けると。

「ほむらは自分の愛のためにまどかを連れ戻した」

という解釈が妥当になると思います。

しかし実際はどうか。

ほむらは「人間としてのまどか」を奪ったと発言しています。
最後で、まどかが「円環の理」と同化しようとした場面があります。

この二点を加えると

「円環の理という概念からまどかを分離した」

という解釈もできるのではないかと考えています。

その後、魔法少女がどのようになったのか描かれていません。
なので断定はできませんが、そういう捉え方も可能かと思います。

またほむらが「敵になるかもしれない」と言っていましたが
あれはまどかがより大きなの自己の姿をとらえた時に
再び行ってしまうだろうという予測からだと思います。

私のような解釈をするのであれば、あの物語は

「本当の意味でのハッピーエンド」

になるのだと思います。

ただやっぱりほむらはかわいそうだと思います。
結局覚えているのは自分だけです。
でも、それでもまどかを愛していたのだから。
それすらも受け止めて行くのでしょう。

まだ一度しか見ていないので言えるのはここまでです。
でも私は良かったと思っています。

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